最近、Duolingoでフランス語を勉強しています。
先日、動詞の過去形を練習していて、ふと気づいたことがあります。
「なんで大事な単語ほど短いねん!」
例えば、こんな感じです。
| 原形 | 過去分詞 | 意味 |
|---|---|---|
| lire | lu | 読んだ |
| voir | vu | 見た |
| boire | bu | 飲んだ |
| avoir | eu | 持っていた |
| pouvoir | pu | できた |
| savoir | su | 知った |
なんと、過去分詞がたったの2文字!
一方で、「現金自動預払機(ATM)」は distributeur automatique de billets。
長すぎませんか?(笑)
もちろん、単語の重要性を文字数で測れるわけではありませんが、なんだか不公平な気がします。
実は、ちゃんと理由があるらしい
気になって調べてみると、言語学には「ジップの法則」というものがあるそうです。
簡単にいうと、よく使われる単語ほど短くなる傾向があるというものです。
英語でも、I、you、go、do、be など、基本的な単語は短いですよね。
長い年月をかけて、頻繁に使う言葉の発音が簡略化されてきたことも関係しているようです。
なるほど、合理的です。
でも、もう一つ問題が……
フランス語の困ったところは、よく使う動詞ほど不規則に変化することです。
例えば、
- lire → lu
- voir → vu
- prendre → pris
- mettre → mis
- faire → fait
原形から過去分詞を予想するのは、なかなか難しいです。
使用頻度の高い動詞ほど、昔からの不規則な活用が残りやすいという事情もあるそうです。
つまり、短くなったのはありがたいけれど、覚える手間は減っていないわけです。
「短くするんやったら、活用も簡単にしてくれ!」
と言いたくなります。
言葉って面白いですね
考えてみれば、日本語にも似たところがあります。
「する」「いる」「ある」「行く」など、毎日使う基本的な動詞は短いですよね。
しかも「する」「来る」は不規則動詞です。
言語が違っても、似たような現象があるのは面白いものです。
フランス語の不規則動詞には毎日のように苦労していますが、こういう発見があると、語学の勉強もちょっと楽しくなります。
もっとも、明日になったら lu と vu を間違えているかもしれません。
たった2文字くらい、すんなり覚えさせてほしいもんですわ。(笑)
