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英検準2級対策シリーズ 第10回:本番で使える!時間配分と最終チェックリスト

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!いよいよ英検準2級対策シリーズの最終回となりました。前回は「メール文の共通間違いと添削のコツ」について学びました。今回は「本番で使える!時間配分と最終チェックリスト」というテーマで、試験直前の練習法と本番での時間管理術について詳しく解説します。

いくら英作文の書き方を学んでも、試験本番で時間が足りなければ力を発揮できません。また、焦りから避けられるミスをしてしまうこともあります。この記事では、限られた時間内で最大限の力を発揮するためのコツと、最終チェックのポイントを紹介します。

これまでの9回の内容をしっかり復習して、自信を持って試験に臨みましょう!

英検準2級ライティングの基本情報の確認

まずは、英検準2級のライティング問題の基本情報を確認しておきましょう。

出題形式

  • 従来の意見文:与えられたテーマについて自分の意見を50-60語程度で書く
  • 新形式メール文:外国人の知り合いからのメールに対して40-50語程度で返信を書く

試験時間

  • ライティングを含む筆記試験全体で75分
  • ライティングには約15-20分を使うのが理想的

配点と評価ポイント

  • ライティングは筆記試験全体の約20%の配点
  • 内容、語彙、文法、スペル、語数、フォーマットなどが評価される
  • メール文では特に、質問を2つ含めることと相手の質問に答えることが重要

試験本番での効果的な時間配分

限られた時間内で両方の英作文をしっかり書くためには、計画的な時間配分が重要です。以下に理想的な時間配分を紹介します。

意見文(従来形式)の時間配分:約8-10分

  1. 問題文の理解:1分
    • テーマをしっかり読み、何について書くべきかを正確に理解する
  2. 構想・メモ作り:2分
    • 自分の意見(賛成・反対)を決める
    • 理由を2つ程度考える
    • 簡単な構成をメモする(導入→意見→理由→結論)
  3. 英文作成:4-5分
    • メモに基づいて実際に英文を書く
    • 語数をカウントしながら進める
  4. 見直し:1-2分
    • スペル、文法、語数などを確認
    • 特に時制や主語と動詞の一致をチェック

メール文(新形式)の時間配分:約7-8分

  1. 問題文の理解:1分
    • 相手のメールを読み、内容と質問を正確に理解する
    • 下線部を特に注意して確認する
  2. 構想・メモ作り:1-2分
    • 相手の質問への回答を考える
    • 下線部に関する質問を2つ考える
    • メールの簡単な構成を決める
  3. 英文作成:3-4分
    • メモに基づいて実際に英文を書く
    • 語数をカウントしながら進める
  4. 見直し:1分
    • スペル、文法、語数などを確認
    • 質問が2つ含まれているか確認
    • 相手の質問に答えているか確認

残りの時間の使い方

筆記試験全体の中で、リーディングやリスニングの問題が終わった後に時間が余った場合は、ライティングの見直しに使うと良いでしょう。特に以下の点を再確認してください:

  • スペルミスや文法エラー
  • 語数制限を守れているか
  • 内容が問題の要求に合っているか

本番前の効果的な練習方法

試験本番で実力を発揮するためには、事前の練習がとても重要です。以下に効果的な練習方法を紹介します。

1. 時間を測って練習する

実際の試験と同じ時間設定で練習することで、時間感覚が身につきます。

  • 意見文:8-10分
  • メール文:7-8分

毎回、時間を測って書く練習をすることで、本番でも焦らずに書けるようになります。

2. 過去問や模擬問題を活用する

英検準2級の過去問や市販の模擬問題集を使って練習しましょう。実際の試験と同じ形式の問題に取り組むことで、出題傾向に慣れることができます。

3. 模範解答と比較する

自分の書いた英作文と模範解答を比較し、以下の点を分析しましょう:

  • 語彙や表現の選び方
  • 文の構造や長さ
  • 全体の構成や流れ
  • 時間内に書ける文章量

4. 弱点を集中的に強化する

練習を通じて見つかった弱点を集中的に強化しましょう:

  • 特定の文法項目が苦手なら、その練習問題を解く
  • 語彙力に不安があれば、頻出語彙を復習する
  • 時間内に書けない場合は、簡潔な表現を学ぶ

5. カウントダウン形式で練習する

試験終了の5分前、3分前、1分前という状況を想定して、残り時間に応じた対処法を練習しておくと良いでしょう。

  • 残り5分:英作文を書き終え、見直しを始める
  • 残り3分:重要なポイント(質問2つ、相手の質問への回答など)を確認
  • 残り1分:語数の最終確認と簡単なスペルチェック

試験本番のための最終チェックリスト

試験本番で見落としがないように、以下のチェックリストを活用しましょう。

意見文(従来形式)のチェックリスト

内容面

  • [ ] テーマに沿った内容になっているか
  • [ ] 自分の意見が明確に述べられているか
  • [ ] 理由や例が適切に示されているか
  • [ ] 論理的な流れになっているか

構成面

  • [ ] 導入部で話題と自分の立場を示しているか
  • [ ] 本文で理由や例を挙げているか
  • [ ] 結論部で意見をまとめているか

言語面

  • [ ] 語数は50-60語程度か
  • [ ] 文法(時制、主語と動詞の一致など)は正確か
  • [ ] スペルミスはないか
  • [ ] 句読点は適切か

メール文(新形式)のチェックリスト

内容面

  • [ ] 相手のメールに対して適切に応答しているか
  • [ ] 下線部に関する質問を2つ含めているか
  • [ ] 相手の質問に答えているか
  • [ ] 友人間のカジュアルなトーンになっているか

構成面

  • [ ] 挨拶で始まっているか(すでに記載されている部分)
  • [ ] 本文で必要な情報と質問を含めているか
  • [ ] 結びの言葉で終わっているか(可能であれば)

言語面

  • [ ] 語数は40-50語程度か
  • [ ] 文法(時制、主語と動詞の一致など)は正確か
  • [ ] スペルミスはないか
  • [ ] 句読点は適切か

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「間違いを含む英文の修正」の解答例:

間違いのある原文

Hi, Alex! Thank you for you’re e-mail. I happy to hear about your new job. It sound very interesting! I never worked in a restaurant before, but I think it must be excited. How many hour do you work per week? What kind of foods does the restaurant serves? I have busy with my studies lately, so I not have much free time. Best wishes,

修正した文

Hi, Alex! Thank you for your e-mail. I’m happy to hear about your new job. It sounds very interesting! I’ve never worked in a restaurant before, but I think it must be exciting. How many hours do you work per week? What kind of food does the restaurant serve? I’ve been busy with my studies lately, so I don’t have much free time. Best wishes,

修正ポイント

  • you’re → your(所有格)
  • I happy → I’m happy(be動詞の追加)
  • It sound → It sounds(三人称単数の-s)
  • I never worked → I’ve never worked(現在完了形)
  • excited → exciting(感情を表す形容詞と対象を表す形容詞の区別)
  • hour → hours(複数形)
  • foods → food(不可算名詞)
  • does…serves → does…serve(助動詞のあとは原形)
  • I have busy → I’ve been busy(現在完了進行形)
  • I not have → I don’t have(否定形)

試験当日の心構えとコツ

1. 十分な睡眠と食事を取る

試験前日は十分な睡眠を取り、当日は栄養のある食事を摂りましょう。体調を整えることで、集中力が高まります。

2. 時間に余裕を持って会場に向かう

試験会場には余裕を持って到着し、落ち着いた状態で試験に臨めるようにしましょう。

3. 試験中の集中力を維持する

  • 深呼吸をして緊張を和らげる
  • 他の受験者と比べず、自分のペースを守る
  • 途中で行き詰まったら、次の問題に進む

4. 試験中にミスをしても慌てない

ミスをしたと感じても、慌てずに冷静に対応しましょう。修正できるものは修正し、できないものは次に進みます。完璧を求めすぎないことが大切です。

5. 残り時間を常に意識する

定期的に残り時間を確認し、計画通りに進められているか確認しましょう。もし時間が足りなくなりそうなら、簡潔な表現を心がけて調整します。

全10回のシリーズの総まとめ

最後に、全10回にわたって学んだ内容を簡単に振り返ってみましょう。

  1. 英検準2級新形式メール文の基本と特徴:新形式の出題傾向と従来の意見文との違い
  2. メール文の基本フォーマットとマナー:英文メールの書式、挨拶表現、丁寧さの調整法
  3. 目的別メール文の書き方①:依頼・お願い:効果的な依頼表現と理由の説明方法
  4. 目的別メール文の書き方②:お礼・感謝:感謝の気持ちを伝える様々な表現と例文
  5. 目的別メール文の書き方③:招待・案内:イベントや活動への招待表現と情報提示法
  6. メール文で効果的に使える接続表現:文や段落をスムーズにつなぐテクニック
  7. 状況別メール文対策①:学校生活・イベント:学校関連の場面で使える表現と例文
  8. 状況別メール文対策②:日常生活・旅行:日常や旅行に関する表現と体験の伝え方
  9. メール文の共通間違いと添削のコツ:よくある間違いと自己添削のテクニック
  10. 本番で使える!時間配分と最終チェックリスト:試験直前の練習法と本番での時間管理術

これらの内容をしっかり復習し、実践することで、英検準2級の新形式メール文に自信を持って取り組めるようになるでしょう。

最後に

英検準2級対策シリーズはこれで終了となりますが、学んだことを継続的に練習し、実際のコミュニケーションでも使えるようにしていただければ嬉しいです。

英語学習は一朝一夕では完成しません。継続的な学習と実践を通じて、少しずつでも確実に力をつけていきましょう。皆さんの英検準2級合格を心より応援しています!

がんばってください!


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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第9回:メール文の共通間違いと添削のコツ

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級対策シリーズの第9回目へようこそ。前回は「状況別メール文対策②:日常生活・旅行」について学びました。今回は「メール文の共通間違いと添削のコツ」というテーマで、よくある間違いと自己添削のテクニックについて詳しく解説します。

英作文を書く際には、様々な間違いが起こりがちです。特に試験の緊張状態の中では、普段気をつけていることでも見落としてしまうことがあります。自分の書いた文章を見直し、修正できる能力は、英検準2級に合格するためだけでなく、実際の英語コミュニケーションでも非常に重要なスキルです。

この記事では、メール文でよく見られる間違いとその修正法、そして効果的な自己添削のコツについて学んでいきましょう。

メール文でよくある間違いとその修正法

1. 文法的な間違い

文法的な間違いは、メッセージの伝わり方に大きく影響します。特に気をつけたい文法的な間違いを見ていきましょう。

時制の不一致

間違い例

Yesterday, I go to the library and borrow some books.

修正例

Yesterday, I went to the library and borrowed some books.

解説:過去の出来事を述べる場合は、過去形を使います。「昨日」は明らかに過去のことなので、動詞は過去形(went, borrowed)にする必要があります。

主語と動詞の不一致

間違い例

My brother like playing soccer.

修正例

My brother likes playing soccer.

解説:三人称単数(he, she, it, 名前, など)の場合、現在形の動詞には「s/es」をつけます。

冠詞の誤りや欠落

間違い例

I bought new computer last week.

修正例

I bought a new computer last week.

解説:特定されていない単数の名詞の前には、通常、不定冠詞(a/an)が必要です。

前置詞の誤用

間違い例

I’m looking forward to see you.

修正例

I’m looking forward to seeing you.

解説:「look forward to」の後には動名詞(-ing形)が来ます。

2. 語彙・表現の誤り

適切な単語や表現を選ぶことも重要です。よくある語彙・表現の誤りを見てみましょう。

似た意味の単語の混同

間違い例

I will say you about my trip.

修正例

I will tell you about my trip.

解説:「言う」という意味でも、情報を伝える場合は「say」ではなく「tell」を使います。

カタカナ英語の直訳

間違い例

Let’s enjoy shopping!

修正例

Let’s have fun shopping!

解説:日本語では「ショッピングを楽しむ」とよく言いますが、英語では「enjoy」よりも「have fun」のほうが自然な表現になることが多いです。(ただし、”enjoy shopping”も間違いではありません)

句動詞(phrasal verbs)の誤用

間違い例

I’m looking forward to get your reply.

修正例

I’m looking forward to getting your reply.

解説:「look forward to」は前置詞「to」の後に動名詞が来る表現です。

3. 構成・内容の問題

メールの構成や内容に関する問題も見逃せません。

質問を忘れる

間違い例

Your trip to Kyoto sounds amazing! I want to go there someday too.

修正例

Your trip to Kyoto sounds amazing! Which temple did you like the most? Did you try any special local food? I want to go there someday too.

解説:英検準2級のメール文では、相手のメール内容(特に下線部)に関する質問を2つ含める必要があります。

相手の質問に答えていない

間違い例

Thanks for your email. I had a great weekend.

修正例

Thanks for your email. Yes, I do like playing tennis. I usually play with my friends on weekends.

解説:相手からの質問(例:Do you like playing tennis?)には、必ず答える必要があります。

語数制限をオーバーしている

間違い例:(70語の文章)

修正例:(40-50語に収める)

解説:英検準2級のメール文は40-50語程度が目安です。不必要な情報や冗長な表現を削除して簡潔にすることが重要です。

4. スタイルや丁寧さの問題

メールのスタイルや丁寧さのレベルも重要です。

友人へのメールなのに堅すぎる

間違い例

I am writing this email to express my gratitude for your kind invitation.

修正例

Thanks for inviting me! I’d love to come.

解説:友人間のカジュアルなメールでは、堅苦しい表現よりも、親しみやすい表現を使いましょう。

カジュアルすぎる表現

間違い例

Hey! Wassup? Thx for ur mail!

修正例

Hi Alex! Thanks for your email.

解説:友人間のメールでもテキストメッセージのような略語や俗語は避け、標準的な英語を使いましょう。

自己添削のテクニック

自分の書いた英文を効果的にチェックするためのテクニックを紹介します。

1. 時間を置いてから読み直す

書いた直後よりも、少し時間を置いてから読み直すと、客観的に見ることができます。実際の試験では時間が限られていますが、練習の際には時間を置いてから見直す習慣をつけましょう。

2. 声に出して読む

声に出して読むことで、文の流れや不自然な表現に気づきやすくなります。読みにくい部分があれば、そこに問題がある可能性があります。

3. チェックリストを使う

以下のようなチェックリストを作成して、順番に確認していくと見落としが少なくなります。

  • [ ] 時制は一貫しているか
  • [ ] 主語と動詞の一致は正しいか
  • [ ] 冠詞(a, an, the)は適切か
  • [ ] 前置詞は正しく使えているか
  • [ ] スペルミスはないか
  • [ ] 質問を2つ含めているか
  • [ ] 相手の質問に答えているか
  • [ ] 語数は40-50語程度に収まっているか
  • [ ] 友人へのメールとして適切な文体か

4. 段落ごとに確認する

メール全体を一度に見るのではなく、段落や文ごとに区切って確認すると、より細かくチェックできます。

5. 逆から読む

文章を最後の文から順に読んでいくと、内容の流れに引っ張られず、文法やスペルの間違いに集中しやすくなります。

よくある間違いを避けるための練習方法

間違いを防ぐための効果的な練習方法を紹介します。

1. 模範解答と比較する

自分の書いた英文と模範解答を比較し、違いを分析しましょう。なぜその表現が使われているのか、自分の表現とどう違うのかを考えることで学びが深まります。

2. 間違い探しをする

意図的に間違いを含んだ文章を用意し、それを修正する練習をしましょう。以下に例を示します。

間違いのある文

Last weekend, I goes to the movie theater with my friends. We watches an action movie and it’s very exciting. After the movie, we eated dinner at a restaurant near the station. I looking forward to go to the movie again.

修正すべき点

  • goes → went(時制と主語の一致)
  • watches → watched(時制)
  • it’s → it was(時制の一致)
  • eated → ate(不規則動詞)
  • I looking → I am looking(be動詞の欠落)
  • to go → to going(to の後の動名詞)

3. パターン練習

同じパターンの文を繰り返し書く練習をします。例えば、過去の経験を述べる文、未来の計画を述べる文など、特定のパターンに集中して練習することで、そのパターンの間違いを減らせます。

4. 音読と書き取り

英語のメールや手紙を音読し、その後で書き取る練習をします。これにより、自然な表現や文の構造が身につきます。

5. 即時フィードバック

可能であれば、英語の先生や英語が得意な友人に添削してもらい、即時にフィードバックを得ることも効果的です。

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Morganからのファーマーズマーケットについてのメール」への返答例:

Hi, Morgan! Thank you for your e-mail. Your farmers’ market routine sounds wonderful! Which farmers do you enjoy talking with the most? What other products besides strawberries have you found delicious there? On weekends, I usually go hiking in the nearby mountains. I love being surrounded by nature and enjoying the peaceful atmosphere away from the city. Best wishes,

解説

  • 相手のメールの話題(ファーマーズマーケット)に対して興味を示している
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(どの農家の人と話すのが好き?他にどんな美味しい商品を見つけた?)
  • 相手の質問(週末の特別な活動)に答えている
  • 自分の週末の活動(ハイキング)について具体的に説明している
  • 50語で収まっている

今回の練習問題

以下の英文には複数の間違いが含まれています。間違いを見つけて修正してみましょう。

Hi, Alex! Thank you for you’re e-mail. I happy to hear about your new job. It sound very interesting! I never worked in a restaurant before, but I think it must be excited. How many hour do you work per week? What kind of foods does the restaurant serves? I have busy with my studies lately, so I not have much free time. Best wishes,

(※解答例は次回の記事で紹介します)

添削の際によくある質問と回答

Q1: メール文を書く際に最も重要なチェックポイントは何ですか?

A1: 英検準2級のメール文では、以下の3点が特に重要です。

  1. 相手のメールに対して適切に応答しているか(特に質問への回答)
  2. 下線部について質問を2つ含めているか
  3. 語数制限(40-50語程度)を守っているか

Q2: 文法の間違いを減らすにはどうしたらいいですか?

A2: 基本的な文法ルールを再確認し、特に苦手な分野(時制、冠詞、前置詞など)に集中して練習することが効果的です。また、チェックリストを使って見直す習慣をつけることも大切です。

Q3: 自然な英語表現を身につけるにはどうしたらいいですか?

A3: 英語のメールやメッセージをたくさん読むことで、自然な表現が身につきます。また、フレーズ集やパターン集を活用して、状況別の定型表現を覚えることも役立ちます。

Q4: 練習の際の添削はどのように行えばいいですか?

A4: まずは自分で見直してから、可能であれば英語の先生や英語が得意な人に見てもらうと良いでしょう。オンラインの英文チェックツールも便利ですが、完全に頼りすぎないように注意しましょう。

まとめ

メール文の共通間違いを理解し、効果的な自己添削のテクニックを身につけることは、英検準2級の合格だけでなく、実際の英語コミュニケーションでも大いに役立ちます。

特に文法的な間違い、語彙・表現の誤り、構成・内容の問題、そしてスタイルや丁寧さの問題に注意しながら、チェックリストを使った見直しや定期的な練習を行うことが大切です。

自分の弱点を知り、集中的に練習することで、より正確で自然な英語メールが書けるようになります。本番の試験では時間が限られていますが、日頃の練習で身につけたチェック習慣を活かして、ミスを減らしていきましょう。

次回は最終回となる「本番で使える!時間配分と最終チェックリスト」について詳しく解説します。試験直前の練習法と本番での時間管理術を学びましょう。

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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第8回:状況別メール文対策②:日常生活・旅行

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級対策シリーズの第8回目へようこそ。前回は「状況別メール文対策①:学校生活・イベント」について学びました。今回は「状況別メール文対策②:日常生活・旅行」というテーマで、日常や旅行に関する表現と体験の伝え方について詳しく解説します。

日常生活の出来事や旅行の体験を伝えるメールは、英検準2級の試験でもよく出題されるテーマです。買い物、趣味、食事、家族との時間、そして旅行など、日常に関連する様々な場面での英語表現をマスターして、自然な英文が書けるようになりましょう!

日常生活に関する基本語彙

まず、日常生活に関する基本的な語彙を確認しておきましょう。これらの単語を使いこなせると、日常生活に関するメールが書きやすくなります。

余暇活動・趣味

  • watching movies/TV shows(映画・テレビ番組を見ること)
  • reading books(本を読むこと)
  • listening to music(音楽を聴くこと)
  • playing video games(ビデオゲームをすること)
  • shopping(買い物)
  • cooking(料理)
  • gardening(ガーデニング)
  • drawing/painting(絵を描くこと)
  • taking photos(写真を撮ること)
  • playing sports(スポーツをすること)

家庭生活

  • family time(家族との時間)
  • household chores(家事)
  • cleaning(掃除)
  • cooking dinner(夕食を作ること)
  • doing laundry(洗濯)
  • taking care of pets(ペットの世話)
  • helping siblings with homework(兄弟の宿題を手伝うこと)
  • family dinner(家族との夕食)
  • weekend activities(週末の活動)
  • morning routine(朝の日課)

食事・外食

  • breakfast/lunch/dinner(朝食/昼食/夕食)
  • restaurant(レストラン)
  • café(カフェ)
  • fast food(ファストフード)
  • take-out/takeaway(テイクアウト)
  • home-cooked meal(家庭料理)
  • favorite dish(お気に入りの料理)
  • trying new food(新しい食べ物を試すこと)
  • food court(フードコート)
  • reservation(予約)

旅行・観光

  • sightseeing(観光)
  • tourist attractions(観光スポット)
  • souvenir(お土産)
  • hotel/accommodation(ホテル/宿泊施設)
  • transportation(交通手段)
  • itinerary(旅程)
  • travel guide(旅行ガイド)
  • local food/cuisine(地元の食べ物/料理)
  • cultural experience(文化体験)
  • photo spot(写真スポット)

日常生活に関するメールの基本表現

次に、日常生活に関するメールでよく使われる基本表現を学びましょう。

趣味・余暇について

  • I’ve been watching a lot of movies lately.(最近たくさん映画を見ています)
  • I started a new hobby last month.(先月新しい趣味を始めました)
  • On weekends, I usually go shopping with my friends.(週末は友達と買い物に行くことが多いです)
  • I enjoy cooking different kinds of food.(様々な種類の料理を作るのが好きです)
  • I’ve been learning to play the guitar.(ギターの練習をしています)

日課・習慣について

  • I usually wake up at 6:30 every morning.(普段は毎朝6時30分に起きます)
  • After school, I help my mother with housework.(放課後は母の家事を手伝います)
  • I always take my dog for a walk in the evening.(いつも夕方に犬を散歩に連れて行きます)
  • On Sundays, my family eats dinner together.(日曜日は家族で一緒に夕食を食べます)
  • I try to read for at least 30 minutes before bed.(寝る前に少なくとも30分は読書するようにしています)

最近の出来事について

  • Last weekend, I went to a new café in my neighborhood.(先週末、近所の新しいカフェに行きました)
  • I recently finished reading an interesting book.(最近面白い本を読み終わりました)
  • I’ve been very busy with my studies this week.(今週は勉強で忙しかったです)
  • My grandmother visited us yesterday.(昨日、祖母が私たちを訪ねてきました)
  • We had a small party at my house last Friday.(先週の金曜日に家で小さなパーティーを開きました)

旅行に関するメールの基本表現

旅行や観光に関するメールでよく使われる表現も覚えておきましょう。

旅行の計画について

  • I’m planning to visit Kyoto next month.(来月京都を訪れる予定です)
  • We will stay there for three days.(そこに3日間滞在します)
  • I’ve booked a hotel near the station.(駅の近くにホテルを予約しました)
  • I’m looking forward to seeing the cherry blossoms.(桜を見るのを楽しみにしています)
  • We’re going to visit many historical temples.(多くの歴史的なお寺を訪れる予定です)

旅行の体験について

  • I just got back from my trip to Okinawa.(沖縄への旅行から帰ってきたところです)
  • The beaches were beautiful and the water was so clear.(ビーチは美しく、水はとても澄んでいました)
  • We tried lots of delicious local food.(たくさんの美味しい地元の食べ物を試しました)
  • I took many photos of the scenery.(景色の写真をたくさん撮りました)
  • It was one of the best trips I’ve ever had.(今までで最高の旅行の一つでした)

観光スポットについて

  • We visited Tokyo Tower and Tokyo Skytree.(東京タワーと東京スカイツリーを訪れました)
  • The museum was very interesting and informative.(博物館はとても興味深く、ためになりました)
  • The park was crowded with tourists.(公園は観光客でいっぱいでした)
  • I enjoyed the traditional performance at the theater.(劇場での伝統的な公演を楽しみました)
  • The view from the mountain was breathtaking.(山からの眺めは息をのむほど美しかったです)

日常生活・旅行に関するメール例文

実際の英検準2級のメール問題を想定した例文を見てみましょう。

例題1:日常生活について

Chrisのメール: Hi! How have you been? I wanted to tell you about my new hobby. I started cooking different dishes every weekend. It all began when I watched a cooking show on TV last month. So far, I’ve made pasta, curry, and chocolate cake. My family says my cooking is quite good! The chocolate cake was the most difficult to make, but it was delicious. Do you have any hobbies that you enjoy on weekends? Your friend, Chris

この日常生活(趣味)についてのメールに対する返信例:

Hi, Chris! Thank you for your e-mail. Your new cooking hobby sounds wonderful! What cooking show inspired you to start making different dishes? Which recipe has been your favorite to make so far? I enjoy gardening on weekends. I recently planted some vegetables and flowers in my backyard. It’s relaxing and rewarding to see them grow each day. Best wishes,

解説

  • 相手のメールの話題(料理の趣味)に対して興味を示している
  • 下線部に関連する質問を2つ含めている(どんな料理番組?どのレシピが一番好き?)
  • 相手の質問(週末の趣味)に答えている
  • 自分の趣味(ガーデニング)について具体的に説明している
  • 48語で収まっている

例題2:旅行について

Jamieのメール: Hi! I just got back from my trip to Hokkaido last week. It was amazing! We stayed there for five days and visited many beautiful places. Otaru Canal was very pretty, and we enjoyed delicious seafood there. We also went to Furano to see flower fields. The lavender fields were so beautiful and the smell was wonderful. The weather was much cooler than in Tokyo, which was nice. Have you ever been to Hokkaido? Your friend, Jamie

この旅行についてのメールに対する返信例:

Hi, Jamie! Thank you for your e-mail. Your Hokkaido trip sounds fantastic! Which seafood dish in Otaru did you enjoy the most? How many different types of flowers did you see in Furano? I’ve never been to Hokkaido, but it’s on my travel wishlist. I love nature and cool weather, so I’d like to visit during summer when it’s hot in my city. Best wishes,

解説

  • 相手のメールの話題(北海道旅行)に対して興味を示している
  • 下線部に関連する質問を2つ含めている(小樽で一番美味しかったシーフード料理は?富良野でどれくらいの種類の花を見た?)
  • 相手の質問(北海道に行ったことがあるか)に答えている
  • 自分の旅行の希望について触れている
  • 50語で収まっている

日常生活・旅行の体験を伝える際のポイント

日常生活や旅行の体験を効果的に伝えるためのポイントをいくつか紹介します。

具体的な詳細を含める

  • 日時: When did you do it?(いつそれをしましたか?)
  • 場所: Where did you go?(どこに行きましたか?)
  • : Who were you with?(誰と一緒でしたか?)
  • 活動: What did you do exactly?(具体的に何をしましたか?)
  • 感想: How did you feel about it?(それについてどう感じましたか?)

感情や印象を表現する言葉

  • amazing/fantastic/wonderful(素晴らしい)
  • exciting/thrilling(わくわくする)
  • relaxing/peaceful(リラックスする/平和な)
  • delicious(美味しい)
  • beautiful/stunning/breathtaking(美しい/見事な/息をのむような)
  • interesting/fascinating(興味深い/魅力的な)
  • challenging/difficult(チャレンジングな/難しい)
  • disappointing(がっかりする)
  • exhausting/tiring(疲れる)
  • memorable(思い出に残る)

時制を適切に使い分ける

  • 過去の出来事: 過去形(went, saw, enjoyed)
  • 現在の状況: 現在形(live, enjoy, prefer)
  • 続いている習慣: 現在完了形(have been going, have lived)
  • 将来の計画: 未来表現(will visit, am going to see)

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Jordanからの演劇部についてのメール」への返答例:

Hi, Jordan! Thank you for your e-mail. Congratulations on joining the drama club! What character are you playing in the school festival play? How many lines do you have to memorize? I joined the photography club this year. We meet once a week and are preparing a photo exhibition for the festival. I’ll definitely come to see your performance in November. Best wishes,

解説

  • 相手の活動(演劇部に入ったこと)を祝福している
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(どんな役?セリフは何行?)
  • 相手の質問(部活に入ったか)に答えている
  • 自分の部活(写真部)について簡潔に説明している
  • 相手の公演を見に行くことを伝えている
  • 50語で収まっている

今回の練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。下線部について質問を2つ含め、日常生活や旅行に関する適切な表現を使ってください。

Hi! How are you? I wanted to tell you about my weekend routine. Recently, I’ve started going to a local farmers’ market every Sunday morning. They sell fresh vegetables, fruits, and homemade bread. I enjoy talking with the farmers and learning about how they grow their produce. Last Sunday, I bought some organic strawberries and they were the sweetest I’ve ever tasted. Do you have any special weekend activities? Your friend, Morgan

(※解答例は次回の記事で紹介します)

日常生活・旅行に関するメールを書く際のコツ

  1. 五感を使った描写: 見た・聞いた・味わった・触れた・嗅いだことを具体的に書くと生き生きとした描写になります
  2. 比較表現を使う: 「〜より大きい」「今まで食べた中で最も美味しい」など比較表現を使うと印象が伝わりやすくなります
  3. 時系列に沿って書く: 「最初に〜して、次に〜した」など時間の流れに沿って書くと分かりやすくなります
  4. パーソナルな感想を加える: 単なる事実だけでなく、自分の感想や意見を加えると個性的な文章になります
  5. 相手に関連する質問をする: 相手も似たような経験があるか尋ねると会話が広がります

まとめ

日常生活や旅行に関するメールは、英検準2級でよく出題されるテーマです。趣味、家庭生活、食事、旅行などの基本語彙と、それらを使った表現を覚えておくと、様々な状況に対応できます。

特に体験を伝える際は、具体的な詳細や感情表現を加えることで、より豊かで魅力的なメールになります。また、相手の経験や趣味に対して適切に反応し、関連性のある質問をすることも大切です。

次回は「メール文の共通間違いと添削のコツ」について詳しく解説します。よくある間違いと自己添削のテクニックを学びましょう。

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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第7回:状況別メール文対策①:学校生活・イベント

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級対策シリーズの第7回目へようこそ。前回は「メール文で効果的に使える接続表現」について学びました。今回は「状況別メール文対策①:学校生活・イベント」というテーマで、学校関連の場面で使える表現と例文について詳しく解説します。

学校生活やイベントに関するメールは、英検準2級の試験でもよく出題されるテーマです。部活動、学校行事、授業、宿題など、学校に関連する様々な場面での英語表現をマスターして、自然な英文が書けるようになりましょう!

学校生活に関する基本語彙

まず、学校生活に関する基本的な語彙を確認しておきましょう。これらの単語を使いこなせると、学校関連のメールが書きやすくなります。

学校の施設・場所

  • classroom(教室)
  • gym/gymnasium(体育館)
  • library(図書館)
  • cafeteria/canteen(食堂)
  • playground(校庭)
  • science lab(理科実験室)
  • computer room(コンピュータ室)
  • staff room/teachers’ room(職員室)
  • auditorium(講堂)
  • field(グラウンド)

教科・授業

  • English(英語)
  • math/mathematics(数学)
  • science(理科)
  • social studies(社会)
  • P.E./physical education(体育)
  • music(音楽)
  • art(美術)
  • history(歴史)
  • geography(地理)
  • home economics(家庭科)

学校行事

  • sports day/field day(運動会)
  • school festival/cultural festival(文化祭)
  • entrance ceremony(入学式)
  • graduation ceremony(卒業式)
  • field trip(遠足)
  • school trip(修学旅行)
  • club activity(部活動)
  • class meeting(学級会)
  • assembly(全校集会)
  • open house/open day(学校公開日)

学習活動

  • homework(宿題)
  • assignment(課題)
  • project(プロジェクト)
  • exam/test(試験)
  • report(レポート)
  • presentation(発表)
  • group work(グループワーク)
  • research(調査)
  • notes(ノート)
  • textbook(教科書)

学校生活に関するメールの基本表現

次に、学校生活に関するメールでよく使われる基本表現を学びましょう。

授業・勉強について

  • We had an interesting science class today.(今日は面白い理科の授業がありました)
  • I’m studying for the English exam.(英語のテストの勉強をしています)
  • Our teacher gave us a lot of homework.(先生はたくさんの宿題を出しました)
  • I need help with my math homework.(数学の宿題で助けが必要です)
  • We’re working on a group project in social studies.(社会の授業でグループプロジェクトに取り組んでいます)

部活動について

  • I joined the soccer club this year.(今年はサッカー部に入りました)
  • We have club activities three times a week.(週に3回部活動があります)
  • Our basketball team won the tournament.(私たちのバスケットボールチームはトーナメントで優勝しました)
  • I’m the captain of the volleyball team.(私はバレーボールチームのキャプテンです)
  • We’re practicing hard for the upcoming competition.(私たちは来る大会に向けて一生懸命練習しています)

学校行事について

  • Our school festival is next month.(学校の文化祭は来月です)
  • I’m going to perform in the school concert.(学校のコンサートで演奏する予定です)
  • We’re preparing for the sports day.(運動会の準備をしています)
  • The field trip was really fun.(遠足はとても楽しかったです)
  • Our class is in charge of the food stall at the festival.(私たちのクラスは文化祭の食べ物の屋台を担当しています)

学校生活に関するメール例文

実際の英検準2級のメール問題を想定した例文を見てみましょう。

例題1:学校行事について

Samのメール: Hi! How are you? I’m excited about our school festival next month. My class is planning to do a haunted house. We’re going to decorate our classroom with spooky decorations and wear costumes. I’m in charge of the sound effects. It’s a lot of work, but I think it will be fun. What is your class planning to do for the festival? I hope I can visit your class’s activity too. Your friend, Sam

この学校祭についてのメールに対する返信例:

Hi, Sam! Thank you for your e-mail. Your haunted house sounds exciting! What kind of sound effects are you preparing? How many students will work at the haunted house at once? My class is doing a café with homemade cookies and drinks. I’m responsible for decorating the classroom with a forest theme. I hope you can visit our café during the festival. Best wishes,

解説

  • 相手のメールの話題(学校祭のお化け屋敷)に対して興味を示している
  • 下線部に関連する質問を2つ含めている(どんな効果音?何人で運営?)
  • 自分のクラスの活動(カフェ)について説明している
  • 自分の役割(森をテーマにした装飾)について触れている
  • 最後に相手を自分のクラスの活動に招待している
  • 50語で収まっている

例題2:部活動について

Alexのメール: Hi! How have you been? I wanted to tell you about my tennis club. We practice every day after school for two hours. Our coach is very strict but also very good at teaching. Last weekend, we had a tournament with other schools in our city. I played singles and won my first match, but lost the second one. It was a great experience though. Do you play any sports at your school? Your friend, Alex

この部活動についてのメールに対する返信例:

Hi, Alex! Thank you for your e-mail. Congratulations on winning your first match! What was the most difficult part of the tournament? How do you feel about your strict coach’s teaching methods? Yes, I play volleyball at school. We practice three times a week, and I’m improving my serving skills. Our team is preparing for a regional competition next month. Best wishes,

解説

  • 相手の成果(試合での勝利)を祝福している
  • 下線部に関連する質問を2つ含めている(大会の難しかった点は?厳しいコーチの指導法についてどう思う?)
  • 相手の質問(スポーツをしているか)に対して答えている
  • 自分の部活動(バレーボール)について簡潔に説明している
  • 接続表現を適切に使用している
  • 49語で収まっている

学校イベントに関する便利な表現

学校のイベントに関するメールを書く際に役立つ表現をいくつか紹介します。

文化祭関連

  • Our class is preparing a…(私たちのクラスは~を準備しています)
  • I’m in charge of…(私は~を担当しています)
  • We’re going to decorate the classroom with…(教室を~で飾る予定です)
  • Many students will perform on stage.(多くの生徒がステージで発表します)
  • There will be many food stalls and game booths.(多くの食べ物の屋台やゲームのブースがあります)

運動会関連

  • I’m participating in the relay race.(私はリレー競争に参加します)
  • Our team has been practicing hard.(私たちのチームは一生懸命練習しています)
  • The tug-of-war is always exciting.(綱引きはいつもエキサイティングです)
  • The three-legged race is my favorite event.(二人三脚は私の一番好きな競技です)
  • I hope the weather will be nice on sports day.(運動会の日は天気が良いといいなと思います)

修学旅行関連

  • We’re going on a school trip to…(私たちは~へ修学旅行に行きます)
  • I’m looking forward to visiting…(~を訪れるのを楽しみにしています)
  • We’ll stay at a hotel for two nights.(ホテルに2泊します)
  • The highlight of the trip will be…(旅行のハイライトは~です)
  • We need to prepare a lot of things for the trip.(旅行のためにたくさんの物を準備する必要があります)

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Taylorからの本についてのメール」への返答例:

Hi, Taylor! Thank you for your e-mail. That space book sounds fascinating! However, I haven’t read it yet. What specific topics about Mars missions does it cover? Also, how does the author explain complex scientific concepts so clearly? Recently, I’ve been reading a book about ocean exploration, so I’m interested in space topics too because both involve discovering unknown worlds. Best wishes,

解説

  • 相手のメールの話題(宇宙の本)に興味を示している
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(火星ミッションについて具体的に?複雑な概念をどう説明?)
  • 相手の質問(最近読んだ本)に答えている
  • 接続表現(However, Also, so, because)を効果的に使用している
  • 50語で収まっている

今回の練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。下線部について質問を2つ含め、学校生活に関する適切な表現を使ってください。

Hi! How’s your new school year going? I’ve joined the drama club this semester. We meet twice a week after school. We’re preparing for a play that we’ll perform at the school festival in November. I’m playing one of the main characters, which makes me a bit nervous. I have to memorize a lot of lines. Have you joined any clubs this year? Your friend, Jordan

(※解答例は次回の記事で紹介します)

学校生活・イベントに関するメールを書く際のコツ

  1. 具体的に書く:「楽しかった」だけでなく、何が、なぜ楽しかったのかを具体的に
  2. 適切な語彙を使う:学校生活に関する専門用語を正確に使いましょう
  3. 時制に注意する:過去のイベントは過去形、将来の予定は未来形など
  4. 感情を表現する:「excited」「nervous」「proud」など感情を表す単語を使うと生き生きとした文章になります
  5. 質問は関連性のあるものを:相手のメールの内容に沿った質問をしましょう

まとめ

学校生活やイベントに関するメールは、英検準2級でよく出題されるテーマです。学校施設、教科、行事、学習活動などの基本語彙と、それらを使った表現を覚えておくと、様々な状況に対応できます。

文化祭、運動会、部活動などの学校イベントについて書く際は、自分の役割や感想、具体的な活動内容を簡潔に伝えることがポイントです。また、相手の経験や予定に対して適切に反応し、関連性のある質問をすることも大切です。

次回は「状況別メール文対策②:日常生活・旅行」について詳しく解説します。日常や旅行に関する表現と体験の伝え方を学びましょう。

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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第6回:メール文で効果的に使える接続表現

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級対策シリーズの第6回目へようこそ。前回は「目的別メール文の書き方③:招待・案内」について学びました。今回は「メール文で効果的に使える接続表現」というテーマで、文や段落をスムーズにつなぐテクニックについて詳しく解説します。

接続表現は、文と文、段落と段落をスムーズに結びつけ、メールの流れを自然にする重要な要素です。適切な接続表現を使うことで、あなたのメールはより読みやすく、論理的で説得力のあるものになります。特に英検準2級のメール作文では、限られた語数の中で効果的に接続表現を使うことが高得点につながります。

接続表現の重要性

接続表現は以下のような役割を果たします:

  1. 文章の流れをスムーズにする:唐突な話題の転換を避け、自然な流れを作る
  2. 論理関係を明確にする:意見と理由、条件と結果などの関係を明確にする
  3. 読み手の理解を助ける:文章の構造を分かりやすくし、内容の把握を容易にする
  4. 文章に一貫性を持たせる:バラバラな情報をまとまりのある文章にする

目的別の接続表現

接続表現はその目的や意図によって以下のようなカテゴリーに分けられます。状況に応じて適切なものを選びましょう。

1. 追加・列挙を表す接続表現

情報を追加したり、複数の項目を列挙したりする場合に使います。

  • and(そして)
  • also(また)
  • in addition(さらに)
  • moreover(その上)
  • furthermore(さらに加えて)
  • besides(その他に)
  • as well as(~に加えて)
  • not only… but also…(~だけでなく~も)
  • first, second, third(第一に、第二に、第三に)
  • finally(最後に)

2. 対比・対照を表す接続表現

反対の意見や対照的な情報を示す場合に使います。

  • but(しかし)
  • however(しかしながら)
  • on the other hand(一方で)
  • in contrast(対照的に)
  • while(~である一方で)
  • although/though(~だけれども)
  • despite/in spite of(~にもかかわらず)
  • instead(その代わりに)
  • nevertheless(それにもかかわらず)
  • yet(しかし)

3. 原因・理由を表す接続表現

理由や原因を説明する場合に使います。

  • because(~だから)
  • since(~なので)
  • as(~なので)
  • due to(~が原因で)
  • because of(~のために)
  • the reason is that(理由は~です)
  • thanks to(~のおかげで)
  • that’s why(だから~なのです)

4. 結果・結論を表す接続表現

結果や結論を述べる場合に使います。

  • so(だから)
  • therefore(それゆえに)
  • as a result(その結果)
  • consequently(その結果として)
  • thus(このように)
  • hence(それゆえに)
  • in conclusion(結論として)
  • to sum up(まとめると)

5. 目的を表す接続表現

目的や意図を述べる場合に使います。

  • to(~するために)
  • in order to(~するために)
  • so that(~できるように)
  • in order that(~するために)
  • for this purpose(この目的のために)

6. 例示・説明を表す接続表現

例を挙げたり、説明を加えたりする場合に使います。

  • for example(例えば)
  • for instance(例えば)
  • such as(~のような)
  • like(~のような)
  • namely(すなわち)
  • that is(つまり)
  • in other words(言い換えれば)
  • to illustrate(例証すると)

7. 時間的順序を表す接続表現

時間の流れや順序を示す場合に使います。

  • first, then, next, finally(最初に、次に、その次に、最後に)
  • before(~の前に)
  • after(~の後に)
  • when(~のとき)
  • while(~の間に)
  • during(~の間に)
  • meanwhile(その間に)
  • subsequently(その後)

メール文での効果的な接続表現の使い方

英検準2級のメール文では、限られた語数内で効果的に接続表現を使うことが重要です。以下のポイントに注意しましょう。

1. 簡潔な接続表現を選ぶ

語数制限がある場合は、短い接続表現を選ぶと良いでしょう。

例)”Furthermore” より “Also” を使う

2. 多様な接続表現を使う

同じ接続表現を繰り返し使うより、多様な表現を使うと文章が豊かになります。

例)”and” ばかり使わず、”also”, “in addition”, “moreover” なども使う

3. 適切な強さの接続表現を選ぶ

表現したい関係の強さに合わせて接続表現を選びましょう。

例)強い対比を表したいなら “however” より “nevertheless” の方が強調される

4. 文頭、文中、文末の位置を工夫する

接続表現の位置によって、強調度が変わります。文頭に置くと最も強調されます。

例)

  • 文頭:However, I can’t come to your party.
  • 文中:I therefore suggest we meet earlier.
  • 文末:I can’t come to your party, though.

実践例:接続表現を使ったメール文

以下に、様々な接続表現を使ったメール例を見てみましょう。

Hi, Alex!
Thank you for your e-mail.
I'd love to come to your party on Saturday. However, I have to attend a family dinner first, so I might be a little late. Is it okay if I arrive around 7:30 PM? Also, what should I bring? I can make a dessert or bring some drinks. Let me know what you think because I want to bring something everyone will enjoy.
Best wishes,

解説

  • “However” – 対比を示す接続表現(行きたいけれど、家族の夕食がある)
  • “so” – 結果を示す接続表現(家族の夕食があるから、遅れるかもしれない)
  • “Also” – 追加を示す接続表現(時間に関する質問に加えて、持ち物についても質問)
  • “because” – 理由を示す接続表現(何を持っていくべきか知りたい理由を説明)

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Jamieからの国際フェスティバルへの招待メール」への返答例:

Hi, Jamie! Thank you for your e-mail. I’d love to join your group for the international festival! What specific Japanese dishes are we planning to make? How many visitors do you expect at our booth? I enjoy making sushi and tempura, so I could help prepare those. I’m also interested in explaining Japanese table manners to visitors. Best wishes,

解説

  • 招待への返事を肯定的に伝えている(I’d love to join…)
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(What specific Japanese dishes…? How many visitors…?)
  • 自分ができることについて提案している
  • 接続表現 “so” を使って、自分のスキルと提案を結びつけている
  • 接続表現 “also” を使って、情報を追加している
  • 50語で収まっている

接続表現を活用した段落構成のコツ

効果的な段落構成のために、以下のような接続表現の活用法もあります。

1. 段落の冒頭で使う接続表現

段落の始まりに使うと、前の内容との関連性を示せます。

  • First of all,(まず第一に)
  • In addition to this,(これに加えて)
  • On the other hand,(一方で)
  • As a result,(その結果)

2. 段落内の展開を示す接続表現

段落内での論理の展開を明確にします。

  • This means that(これは~を意味します)
  • For this reason,(この理由で)
  • In this way,(このようにして)

3. 段落の終わりをまとめる接続表現

段落の内容をまとめたり、次の段落への橋渡しをしたりします。

  • Therefore,(したがって)
  • To summarize,(要約すると)
  • This leads to(これは~につながります)

今回の練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。様々な接続表現を効果的に使い、下線部について質問を2つ含めてください。

Hi! How are you doing? I just finished reading an amazing book about space exploration. It describes the history of space travel and also talks about future missions to Mars. The author explains complex scientific concepts in a very easy-to-understand way. I think you might enjoy it too. Have you read any interesting books lately? Your friend, Taylor

(※解答例は次回の記事で紹介します)

メール文で接続表現を使う際の注意点

  1. 過剰使用を避ける:接続表現を使いすぎると文章が重くなります
  2. 適切な接続表現を選ぶ:文脈や意図に合った接続表現を選びましょう
  3. カジュアルさのレベルを考慮する:友人間のメールでは、あまり堅苦しい接続表現は避けましょう
  4. 語数制限に注意する:英検準2級では40-50語の制限があるので、簡潔な表現を選びましょう

まとめ

接続表現は、メール文をスムーズに、論理的に、そして読みやすくするための重要な要素です。適切な接続表現を使うことで、あなたの英語のメールはより自然で説得力のあるものになります。

英検準2級のメール文では、限られた語数の中で効果的に接続表現を使い、文と文、段落と段落をつなげることで、高い評価を得ることができます。様々な接続表現を覚え、目的に応じて使い分けられるようになりましょう。

次回は「状況別メール文対策①:学校生活・イベント」について詳しく解説します。学校関連の場面で使える表現と例文を学びましょう。


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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第5回:目的別メール文の書き方③:招待・案内

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級対策シリーズの第5回目へようこそ。前回は「目的別メール文の書き方②:お礼・感謝」について学びました。今回は「目的別メール文の書き方③:招待・案内」というテーマで、イベントや活動への招待表現と情報提示法について詳しく解説します。

友達をパーティーに招待したり、イベントへの参加を呼びかけたりするときの英語表現は、日常生活でもよく使います。英検準2級の試験でも出題される可能性が高いテーマなので、しっかり学びましょう!

招待・案内メールの基本構造

招待や案内のメールは、基本的に次のような構造になります:

  1. 挨拶と導入:相手への挨拶と招待の意図を伝える
  2. イベント情報:日時、場所、内容などの基本情報
  3. 詳細説明:イベントの詳細や参加するメリット
  4. 返信のお願い:参加できるかどうかの返答を依頼
  5. 結び:期待や楽しみにしている気持ちを伝える

英検準2級の返信メールでは、相手からの招待メールに対して適切に応答しながら、質問を2つ含める必要があることを忘れないようにしましょう。

招待・案内表現のバリエーション

招待や案内を伝える表現には様々なバリエーションがあります。状況や相手との関係性に応じて適切なものを選びましょう。

カジュアルな招待表現(友人間)

  • Would you like to come to…?(〜に来ませんか?)
  • I’m having a… and I’d love you to come.(〜をするので、来てほしいです)
  • Why don’t you join us for…?(〜に参加しませんか?)
  • I’m inviting you to…(〜に招待します)
  • Let’s get together for…(〜のために集まりましょう)

フォーマルな招待表現(目上の人・初対面)

  • I would like to invite you to…(〜にご招待したいと思います)
  • We would be delighted if you could join us for…(〜にご参加いただければ嬉しいです)
  • I am writing to invite you to…(〜にご招待するためにお手紙を書いています)
  • It would be an honor if you could attend…(〜にご出席いただければ光栄です)

実際の使用例

Would you like to come to my birthday party next Saturday? I’m having a small dinner at my house, and I’d love you to come. Why don’t you join us for a movie night this weekend?

イベント情報の提示方法

招待や案内の際には、相手が参加を決めるために必要な情報を明確に伝えることが大切です。以下のような情報を含めると良いでしょう。

日時を伝える表現

  • The party will be on Saturday, June 10th at 6 PM.(パーティーは6月10日土曜日の午後6時からです)
  • We’re meeting at 3 PM this Sunday.(今週の日曜日の午後3時に集まります)
  • It starts at 7 PM and will probably end around 10 PM.(午後7時に始まり、おそらく午後10時頃に終わります)

場所を伝える表現

  • It will be held at my house.(私の家で行います)
  • We’ll meet in front of the station.(駅の前で待ち合わせます)
  • The address is 123 Main Street.(住所は123 Main Streetです)

持ち物や準備を伝える表現

  • Please bring your own drink.(飲み物を持参してください)
  • Don’t forget to bring a swimsuit.(水着を忘れないでください)
  • You don’t need to bring anything.(何も持ってこなくても大丈夫です)

招待メールへの返信例

以下の英検準2級形式の例題を見てみましょう:

Alexのメール: Hi! I’m having a farewell party for my brother next Saturday at my house. He’s going to study abroad in Canada for a year. The party starts at 6 PM and we’ll have dinner, play games, and watch some funny videos of him. Would you like to come? It would be great if you could bring a small gift or a card with a message for him. Your friend, Alex

この招待メールに対する返信例:

Hi, Alex! Thank you for your e-mail. I’d love to come to your brother’s farewell party! What kind of gift would he appreciate? Will there be many other friends at the party? I’ll bring a photo book as a gift since it would be nice for him to have memories of home while in Canada. Best wishes,

解説

  • 招待への返事を明確に伝えている(I’d love to come…)
  • 下線部に関連する質問を2つ含めている(What kind of gift…? Will there be many…?)
  • 持参するものについてのアイデアを伝えている
  • 簡潔かつ友好的な文体で書かれている
  • 語数制限内に収まっている(49語)

招待を受ける・断る表現

招待に対する返事として、受ける場合と断る場合の表現を覚えておきましょう。

招待を受ける表現

  • I’d love to come.(ぜひ行きたいです)
  • Thank you for inviting me. I’ll be there.(招待してくれてありがとう。行きます)
  • I wouldn’t miss it for the world!(絶対に行きます!)
  • Count me in!(参加します!)
  • I’m looking forward to it.(楽しみにしています)

招待を断る表現

  • I’m sorry, but I can’t make it.(申し訳ありませんが、行けません)
  • Unfortunately, I have another commitment that day.(残念ながら、その日は他の予定があります)
  • I wish I could, but I already have plans.(行きたいのですが、すでに予定があります)
  • Thank you for the invitation, but I won’t be able to attend.(招待ありがとうございますが、参加できません)

断る場合は理由とお詫びを

招待を断る場合は、単に「行けません」と言うだけでなく、理由や謝罪の言葉を添えると丁寧です。

I’m sorry, but I can’t come to your party because I have to visit my grandparents that weekend. Unfortunately, I have an important exam the next day, so I need to study. I wish I could join you, but I already promised to help my mom with something.

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Morganからの辞書貸し出しのお礼メール」への返答例:

Hi, Morgan! Thank you for your e-mail. I’m glad the dictionary was helpful! Which example sentences were most useful for your assignment? How did your translation turn out in the end? Yes, I use several translation apps – my favorite is “LingoDict” because it provides cultural context along with translations. Best wishes,

解説

  • 相手のお礼に対して肯定的な反応を示している(I’m glad the dictionary was helpful!)
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(Which example sentences…? How did your translation…?)
  • 相手の質問(翻訳アプリについて)に答えている
  • 49語で収まっている

今回の練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。下線部について質問を2つ含め、招待への適切な返答を書いてください。

Hi! Our school is having an international festival next month, and I’m organizing the food section. We will have booths with food from different countries. Each booth will be run by a group of students. Would you like to join my group? We’re planning to make traditional Japanese food and explain Japanese food culture to visitors. Your friend, Jamie

(※解答例は次回の記事で紹介します)

イベント案内で役立つその他の表現

イベントの案内や招待状を書く際に役立つ、その他の表現もいくつか覚えておきましょう。

イベントの説明

  • We’re celebrating my sister’s graduation.(姉の卒業をお祝いします)
  • It’s a casual get-together with some friends.(友達とのカジュアルな集まりです)
  • We’re having a barbecue in my backyard.(庭でバーベキューをします)

ドレスコードを伝える

  • Please dress casually.(カジュアルな服装でお越しください)
  • It’s a formal event, so please wear formal clothes.(フォーマルな行事なので、正装してください)
  • Wear something comfortable.(楽な服装で来てください)

参加費や持ち物を伝える

  • There is a ¥1,000 entrance fee.(1,000円の参加費があります)
  • Please bring your own lunch.(お弁当を持参してください)
  • Each person should bring a small gift (around ¥500).(一人500円程度の小さなプレゼントを持ってきてください)

招待・案内メールを書く際の注意点

  1. 5W1Hを明確に:Who(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(なぜ)、How(どのように)を明確に伝えましょう
  2. 相手の都合を考慮:「ぜひ来てください」と強制せず、「来られたら嬉しいです」といった表現を使いましょう
  3. 返信の方法を伝える:「参加できるか教えてください」など、返信方法を伝えましょう
  4. 締め切りがある場合は明記:「〇月〇日までに教えてください」など
  5. 親しみやすい文体で:特に友人への招待は、堅苦しくならないように

まとめ

招待・案内のメール文は、日常生活でもよく使われる形式です。イベントや活動に人を招く際には、必要な情報を明確に伝え、参加したくなるような魅力的な内容を心がけましょう。また、招待への返信では、参加できるかどうかをはっきりと伝え、必要に応じて質問や詳細の確認をすることが大切です。

英検準2級の試験では、相手のメールに対して適切に応答しながら、質問を2つ含めることを忘れないようにしましょう。招待・案内のメールへの返信では、招待に対する返答と関連質問を効果的に組み合わせることがポイントです。

次回は「メール文で効果的に使える接続表現」について詳しく解説します。文や段落をスムーズにつなぐテクニックを学びましょう。


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英検準2級メール文対策シリーズ 第4回:目的別メール文の書き方②:お礼・感謝

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級メール文対策シリーズの第4回目へようこそ。前回は「目的別メール文の書き方①:依頼・お願い」について学びました。今回は「目的別メール文の書き方②:お礼・感謝」というテーマで、感謝の気持ちを伝える様々な表現と例文について詳しく解説します。

お礼や感謝の気持ちを伝えるメールは、日常生活でもよく使われます。相手からプレゼントをもらった時、助けてもらった時、招待してもらった時など、感謝の気持ちを英語で適切に表現できるようになりましょう!

お礼・感謝メールの基本構造

お礼や感謝を伝えるメールは、基本的に次のような構造になります:

  1. 挨拶:相手への挨拶から始める
  2. 感謝の表明:何に対して感謝しているのかを明確に伝える
  3. 詳細や感想:もらったものや助けてもらったことへの詳細や感想
  4. 今後の関係性:今後どうしたいかなどを伝える
  5. 結び:締めくくりの言葉

英検準2級の返信メールでは、相手からのメールに対して適切に応答しながら、質問を2つ含める必要があることを忘れないようにしましょう。

感謝を伝える表現のバリエーション

感謝を伝える表現には様々なバリエーションがあります。状況や相手との関係性に応じて適切なものを選びましょう。

カジュアルな感謝表現(友人間)

  • Thanks for…(〜をありがとう)
  • Thank you so much for…(〜を本当にありがとう)
  • I really appreciate…(〜を本当に感謝しています)
  • Thanks a lot for…(〜をどうもありがとう)
  • That was really nice of you.(本当に親切にしてくれてありがとう)

フォーマルな感謝表現(目上の人・初対面)

  • I would like to express my gratitude for…(〜に感謝の意を表したいです)
  • I am very grateful for…(〜に大変感謝しております)
  • I cannot thank you enough for…(〜に対する感謝の言葉もありません)
  • I sincerely appreciate your…(〜に心から感謝しております)
  • Your kindness is greatly appreciated.(あなたの親切に大変感謝しております)

実際の使用例

Thanks for helping me with my homework yesterday. Thank you so much for the birthday present. I love it! I really appreciate your advice about my English study.

感謝の気持ちを強調する表現

感謝の気持ちをより強く伝えたい場合は、以下のような表現を加えるとよいでしょう。

強調語句

  • really(本当に)
  • very much(とても)
  • so much(とても)
  • a lot(たくさん)
  • greatly(大いに)

具体的な影響を伝える

  • It helped me a lot.(とても助かりました)
  • It meant a lot to me.(私にとってとても意味がありました)
  • I couldn’t have done it without you.(あなたがいなければできませんでした)
  • You saved me!(助かりました!)
  • It made my day.(とても嬉しかったです)

お礼メールでよく使われる表現と例文

受け取ったものについての感想

  • I love the [gift] you gave me.(あなたがくれた[ギフト]が大好きです)
  • The [gift] is perfect for me.([ギフト]は私にぴったりです)
  • I’ve been using the [gift] every day.([ギフト]を毎日使っています)
  • The [gift] is exactly what I needed.([ギフト]はまさに私が必要としていたものです)

受けた親切についての感想

  • Your help was invaluable.(あなたの助けは本当に貴重でした)
  • I don’t know what I would have done without your support.(あなたの支援がなければどうなっていたか分かりません)
  • Thanks to you, I was able to…(あなたのおかげで、〜することができました)
  • Your advice really helped me to…(あなたのアドバイスのおかげで〜できました)

実践例:お礼メールへの返信

以下の英検準2級形式の例題を見てみましょう:

Alexのメール: Hi! Thank you so much for the birthday gift! I really love the book you gave me. It’s about animals in different countries. I’ve already read the first three chapters. The photos are amazing, especially the ones of elephants in Africa. How did you choose this book? Do you have any other book recommendations for me? Your friend, Alex

このお礼メールに対する返信例:

Hi, Alex! Thank you for your e-mail. I’m so happy you’re enjoying the book! What was the most interesting fact you learned from the first chapters? Which country’s animals do you want to read about next? I chose it because you mentioned loving wildlife documentaries. I recommend “Ocean Life” by the same author if you’re interested in marine animals. Best wishes,

解説

  • 相手の感謝に対して喜びを表している(I’m so happy you’re enjoying the book!)
  • 下線部に関連する質問を2つ含めている(What was the most interesting fact…? Which country’s animals…?)
  • 相手の質問(本の選び方、他のおすすめ本)に答えている
  • 友好的な文体で書かれている
  • 語数制限内に収まっている(50語)

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Taylorからの英会話クラブについてのメール」への返答例:

Hi, Taylor! Thank you for your e-mail. I’d love to join your English conversation club! How many members are you planning to have? What topics will we discuss during meetings? I’d be happy to help design the poster as I enjoy graphic design. Let me know what specific information should be included. Best wishes,

解説

  • クラブへの参加意思を明確に伝えている(I’d love to join…)
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(メンバー数、討論トピック)
  • ポスター作成の依頼に対して快諾している
  • 50語で収まっている

お礼状が必要な場面と状況別表現

お礼状や感謝のメールが必要な場面はさまざまです。状況に応じた適切な表現を覚えておきましょう。

プレゼントをもらった場合

Thank you for the wonderful birthday present. I love the sweater you gave me. It fits perfectly! The book you sent me is fascinating. I can’t put it down!

招待してもらった場合

Thank you for inviting me to your house. I had a great time! Thanks for having me over for dinner. The food was delicious. I really enjoyed the party last weekend. Thanks for including me.

アドバイスや助言をもらった場合

Thank you for your advice about my English studies. Thanks for the study tips. They’ve been really helpful. I appreciate your guidance on my project.

助けてもらった場合

Thank you for helping me with my homework. Thanks for assisting me with the preparations. I really appreciate your support during the difficult time.

今回の練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。下線部について質問を2つ含め、感謝の気持ちを適切に表現してください。

Hi! I wanted to thank you for lending me your English-Japanese dictionary last week. It really helped me finish my translation assignment. The dictionary had many useful example sentences that I couldn’t find online. I’ve left the dictionary with your sister, as you suggested. By the way, do you use any translation apps on your phone? Your friend, Morgan

(※解答例は次回の記事で紹介します)

お礼・感謝メールを書く際の注意点

  1. 具体的に感謝の内容を述べる:何に対して感謝しているのか明確に
  2. 心からの気持ちを伝える:形式的にならないよう、自分の感情を表現する
  3. 簡潔に伝える:長すぎる感謝の言葉は逆効果になることも
  4. タイミングを逃さない:できるだけ早めにお礼を伝えると良い
  5. 相手の質問には必ず答える:コミュニケーションを大切にする

まとめ

お礼・感謝のメール文は、日常生活でもよく使われる形式です。感謝の気持ちを伝える際には、適切な表現を選び、具体的に何に感謝しているのかを伝えることが大切です。また、英検準2級の試験では、相手のメールに対して適切に応答しながら、質問を2つ含めることを忘れないようにしましょう。

感謝の気持ちを適切に表現できるようになれば、実際のコミュニケーションでも相手との良好な関係を築くことができます。また、英検準2級の試験でも高得点を目指せるでしょう。

次回は「目的別メール文の書き方③:招待・案内」について詳しく解説します。イベントや活動への招待表現と情報提示法を学びましょう。

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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第3回:目的別メール文の書き方①:依頼・お願い

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級対策シリーズ第3回目へようこそ。前回は「メール文の基本フォーマットとマナー」について学びました。今回は「目的別メール文の書き方①:依頼・お願い」というテーマで、効果的な依頼表現と理由の説明方法について詳しく解説します。

依頼や相手に何かをお願いするメールは、日常生活でもよく使われます。英検準2級の試験でも出題される可能性が高いので、しっかりマスターしましょう!

依頼メールの基本構造

依頼メールは基本的に次のような構造になります:

  1. 挨拶と近況報告:相手への挨拶と簡単な近況
  2. お願いの内容:何をお願いしたいのか明確に
  3. 理由の説明:なぜそれをお願いするのか
  4. 感謝の言葉:相手の協力への感謝
  5. 結び:返信への期待や締めくくりの言葉

英検準2級の返信メールでは、相手からのメールに対して適切に応答しながら、質問を2つ含める必要があることを忘れないようにしましょう。

依頼表現のバリエーション

依頼の表現にはさまざまなバリエーションがあります。状況や相手との関係性に応じて適切なものを選びましょう。

カジュアルな依頼表現(友人間)

  • Can you help me with…?
  • Would you mind helping me…?
  • Could you please…?
  • Is it OK if you…?
  • I was wondering if you could…

フォーマルな依頼表現(目上の人・初対面)

  • I would appreciate it if you could…
  • Would it be possible for you to…?
  • I would be grateful if you could…
  • May I ask you to…?
  • I was hoping you might be able to…

実際の使用例

Can you help me with my English homework? Would you mind lending me your notebook? Could you please send me the information about the event?

理由の説明方法

依頼をする際には、なぜそれをお願いするのかという理由を明確に伝えることが大切です。理由を伝えることで、相手はあなたの依頼をより理解しやすくなります。

理由を導入する表現

  • because…(〜だから)
  • since…(〜なので)
  • as…(〜のため)
  • The reason is…(理由は〜です)
  • I’m asking because…(お願いしているのは〜だからです)

理由の説明例

Could you please lend me your English dictionary? I need it for my homework. Can you help me with this math problem? I’ve been trying to solve it for hours. Would you mind sending me the photos from yesterday? I want to share them with my family.

依頼メールでよく使われる表現と例文

相手の都合を尋ねる表現

  • Is that OK with you?
  • Would that work for you?
  • Does that sound good?
  • Is that convenient for you?

丁寧さを高める表現

  • I would really appreciate it.
  • It would be a big help.
  • That would be great.
  • I’d be very grateful.

相手の負担を軽減する表現

  • only if it’s not too much trouble
  • if you have time
  • whenever it’s convenient for you
  • if possible

実践例:依頼メールへの返信

以下の英検準2級形式の例題を見てみましょう:

Alexのメール: Hi! How are you? I’m going to have a small party at my house next Saturday evening. I’d like to invite you to come. We will have some food and watch movies together. Could you bring some snacks to share with everyone? Also, do you have any movie suggestions? I hope you can come! Your friend, Alex

この依頼メールに対する返信例:

Hi, Alex! Thank you for your e-mail. I’d love to come to your party next Saturday! What kind of snacks would you prefer me to bring? How many people will be there? I suggest watching an action movie as they’re exciting and fun to watch in groups. Best wishes,

解説

  • 招待への返事を明確に伝えている(I’d love to come…)
  • 下線部に関連する質問を2つ含めている(What kind of snacks…? How many people…?)
  • 相手の質問(映画の提案)に答えている
  • 簡潔かつ友好的な文体で書かれている
  • 語数制限内に収まっている(46語)

依頼を断る場合の表現

時には依頼を断らなければならない状況もあります。そんな時は、以下のような表現が役立ちます。

丁寧な断り方

  • I’m sorry, but I can’t…(申し訳ありませんが、できません…)
  • I wish I could, but…(できればよいのですが…)
  • Unfortunately, I’m not able to…(残念ながら、できません…)
  • I’m afraid I won’t be able to…(残念ですが、できそうにありません…)

理由を添える

断りの後には、必ず理由を添えましょう。簡潔に説明することがポイントです。

I’m sorry, but I can’t come to your party because I have plans with my family that day. I wish I could help you, but I’m busy with my exams this week. Unfortunately, I’m not able to lend you my camera as I’m using it this weekend.

代替案を提案する

可能であれば、断った後に代替案を提案すると良い印象を与えられます。

I can’t meet you on Saturday, but how about Sunday instead? I don’t have that book, but I can recommend a similar one. I’m not free this weekend, but I could help you next week.

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Chrisからのハイキングについてのメール」への返答例:

Hi, Chris! Thank you for your e-mail. Your hiking trip sounds amazing! Which mountains did you visit near the city? What kind of scenery did you enjoy the most? Yes, I love outdoor activities, especially cycling and camping because they help me relax and enjoy nature. Best wishes,

解説

  • 相手の体験に対して肯定的な反応を示している
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(訪れた山、最も楽しんだ景色)
  • 相手の質問(アウトドア活動は好きか)に答えている
  • 50語で収まっている

今回の練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。下線部について質問を2つ含め、依頼への適切な返答を書いてください。

Hi! How have you been? I’m planning to start a new English conversation club at our school next month. We will meet once a week to practice speaking English together. I think it would be fun and helpful for our English skills. Would you like to join our club? I’d also appreciate it if you could help me design a poster for the club. Your friend, Taylor

(※解答例は次回の記事で紹介します)

依頼メールを書く際の注意点

  1. 明確に依頼内容を伝える:何をお願いしたいのか、具体的に伝えましょう
  2. 押し付けがましくない表現を使う:相手の負担を考慮した表現を心がけます
  3. 理由を簡潔に説明する:なぜそれが必要なのか、簡潔に伝えましょう
  4. 感謝の気持ちを表す:相手の協力に対する感謝を忘れずに
  5. 相手の返答を促す:返信を期待する言葉を添えると良いでしょう

まとめ

依頼・お願いのメール文は、日常生活でも英検準2級の試験でもよく使われる形式です。相手に何かをお願いする際には、明確な内容、適切な丁寧さ、理由の説明が重要です。また、状況によっては丁寧に断ることも必要なスキルです。

これらの表現を使いこなせるようになれば、実際のコミュニケーションでも役立ちますし、英検準2級の試験でも高得点を目指せるでしょう。

次回は「目的別メール文の書き方②:お礼・感謝」について詳しく解説します。感謝の気持ちを伝える様々な表現と例文を学びましょう。

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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第2回:メール文の基本フォーマットとマナー

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級Eメール文対策シリーズの第2回目へようこそ。前回は新形式メール文の基本と特徴について解説しました。今回は「メール文の基本フォーマットとマナー」について詳しく見ていきましょう。

英語のメールには基本的な書式やマナーがあります。これらを理解し、適切に使うことで、英検の試験だけでなく実際の英語コミュニケーションでも役立つスキルが身につきます!

英文メールの基本構造

英文メールは一般的に以下の構造に分かれています:

  1. 挨拶(Greeting): メールの冒頭の挨拶文
  2. 開始部(Opening): 自己紹介や前回のやり取りへの言及
  3. 本文(Body): メインの内容(情報提供、質問、依頼など)
  4. 結び(Closing): 締めくくりの一言
  5. 署名(Sign-off): 「Best wishes,」などの結びの挨拶と名前

英検準2級の新形式では、挨拶と署名は既に記載されているので、開始部・本文・結びの部分を書く必要があります。

実際のメール形式の例

Hi, Alex! ← 挨拶(既に記載されている) Thank you for your e-mail. ← 開始部 (ここから本文) ← 本文(あなたが書く部分) (締めくくりの一言) ← 結び(あなたが書く部分) Best wishes, ← 署名(既に記載されている)

挨拶表現のバリエーション

英検準2級のメール形式問題では、挨拶は既に「Hi, [名前]!」と記載されていることが多いですが、実際のメールではさまざまな挨拶があります。状況によって使い分けられるようにいくつか覚えておきましょう。

カジュアルな挨拶(友人間)

  • Hi, [名前]!
  • Hello, [名前]!
  • Hey, [名前]!
  • Hi there!

フォーマルな挨拶(目上の人・初対面)

  • Dear [名前],
  • Dear Mr./Ms. [苗字],
  • Good morning/afternoon,

開始部の書き方

メール本文の最初の一文は、相手のメールへの acknowledgment(受け取りの確認)や感謝の気持ちを表すことが一般的です。英検準2級の問題では、「Thank you for your e-mail.」が既に記載されていることがほとんどですが、他にもいくつかのバリエーションを知っておくと便利です。

返信メールの開始部表現例

  • Thanks for your email.
  • It was nice to hear from you.
  • I was glad to receive your message.
  • Thanks for letting me know about…
  • I appreciate your email about…

本文の書き方

本文では以下の点に注意しましょう:

  1. 簡潔さ: 一つの文を長くしすぎず、簡潔に伝える
  2. 段落分け: 話題ごとに段落を分ける(ただし英検では短いので通常は1段落)
  3. 質問の組み込み: 英検では下線部に関する質問を2つ含める必要がある
  4. 相手の質問への回答: 相手からの質問には必ず回答する

質問の組み込み方の例

メール内の下線部「We watched a rugby game between two university teams there.」について質問する場合:

  • Which university teams were playing in the game?
  • Was it an important match between those universities?
  • How long did the rugby game last?

結びの表現

メールの締めくくりには、次のような表現が使えます:

カジュアルな結び(友人間)

  • Looking forward to hearing from you.
  • Let me know what you think.
  • Write back soon!
  • Hope to hear from you soon.

フォーマルな結び(目上の人・初対面)

  • I look forward to your reply.
  • Please let me know if you have any questions.
  • Thank you for your consideration.

丁寧さの調整法

英検準2級のメールは基本的に友人間のカジュアルなやり取りですが、丁寧さのレベルを調整する方法を知っておくと便利です。

カジュアルにする方法

  • 縮約形を使う(I’m, don’t, can’t など)
  • 短い文を使う
  • 感嘆符を適度に使う(Too many! ではなく、適度に)
  • フレンドリーな表現を使う(Sure!, Great! など)

丁寧にする方法

  • 「Could you…」「Would you…」などの表現を使う
  • 「please」を追加する
  • 縮約形を避ける(I am, do not, cannot など)
  • 「I would appreciate it if…」などの表現を使う

よくある間違いと注意点

  1. 過度に丁寧すぎる表現: 友人間のメールでは「Dear Sir/Madam」などの表現は不自然
  2. 語数オーバー: 40-50語の制限を守る
  3. 質問の忘れ: 2つの質問を含めることを忘れない
  4. 相手の質問に答えていない: 相手の質問には必ず答える

実践例:メール全体の構成

前回紹介したAlexからのメールへの返信例を見てみましょう:

Hi, Alex! Thank you for your e-mail. I’m glad you enjoyed rugby! Which university teams did you watch? What rules did your dad teach you about rugby? Yes, I think more people will watch rugby because it’s becoming more popular globally and has exciting matches. Best wishes,

構成分析

  • 開始部: 「I’m glad you enjoyed rugby!」(相手の体験への反応)
  • 質問部分: 「Which university teams did you watch? What rules did your dad teach you about rugby?」(下線部についての2つの質問)
  • 回答部分: 「Yes, I think more people will watch rugby because…」(相手の質問への回答)
  • 結び: 簡潔な文で終わっている

前回の練習問題解答例

前回の練習問題「Jamieからの新しいペットについてのメール」への返答例:

Hi, Jamie! Thank you for your e-mail. Congratulations on your new puppy! What kind of treats does Leo like best? How did you teach him to sit so quickly? I don’t have pets now, but I’d love to get a cat someday because they’re independent and cute. Best wishes,

解説

  • 開始部で相手の新しいペットについてお祝いの言葉を述べている
  • 下線部に関連する2つの質問をしている(お気に入りのおやつ、座る方法)
  • 相手の質問(ペットを飼っているか)に答えている
  • 47語で収まっている

今回の練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。下線部について質問を2つ含めることを忘れないでください。

Hi! How are you? I want to tell you about my weekend. I went hiking with my club members in the mountains near our city. We walked for five hours and saw beautiful scenery along the way. The weather was perfect, and we had lunch at the top of the mountain. Do you like outdoor activities? Your friend, Chris

(※解答例は次回の記事で紹介します)

まとめ

英文メールの基本フォーマットとマナーを理解することは、英検準2級の新形式問題に対応するだけでなく、実際の英語コミュニケーションでも役立ちます。挨拶、開始部、本文、結びの構造を意識し、状況に応じた丁寧さの調整ができるようになりましょう。

次回は「目的別メール文の書き方①:依頼・お願い」について詳しく解説します。効果的な依頼表現や理由の説明方法を学びましょう。


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英検準2級Eメール文対策シリーズ 第1回:英検準2級新形式メール文の基本と特徴

はじめに

こんにちは、英語学習者のみなさん!英検準2級Eメール文対策の新シリーズがスタートします。今回から全10回にわたって、新しく追加された「メール文作成問題」について詳しく解説していきます。

従来の英作文問題に加えて新たに出題されるようになったこの形式、しっかり対策して高得点を目指しましょう!

新形式メール文とは?

英検準2級では、従来の意見文(50-60語)に加えて、新たにメール文作成問題が導入されました。この問題では、外国人の知り合いからのメールに対して返信を書く形式で、英文メールの基本的なマナーと内容の両方が評価されます。

出題形式の特徴

  1. 返信メールの形式: 提示されたメールへの返信という形で作成します
  2. 語数制限: 40-50語程度と指定されています
  3. 質問を含める: 相手のメール内容(特に下線部)について質問を2つ含める必要があります
  4. 解答欄の制限: 指定された解答欄内に収める必要があります

従来の意見文との違い

新形式のメール文と従来の意見文には、いくつかの重要な違いがあります。

項目従来の意見文新形式メール文
語数50-60語40-50語
形式自由形式の意見文メール形式(挨拶・本文・結び)
目的意見の表明と理由説明情報交換・質問・返答
文体フォーマルな文体も可友人間のカジュアルな文体
特別要件なし相手への質問を2つ含める

評価のポイント

メール文の評価では、以下の点が重視されます:

  1. 内容の適切さ: 相手のメールに対して適切に応答しているか
  2. 質問の質: 下線部について的確な質問ができているか
  3. メールの形式: メールとしての基本的な形式が守られているか
  4. 語彙・文法: 適切な語彙と正確な文法が使われているか
  5. 語数制限: 指定された語数内で簡潔に表現できているか

実際の問題例

前述の例題を見てみましょう:

あなたは、外国人の知り合い(Alex)から、Eメールで質問を受け取りました。 この質問にわかりやすく答える返信メールを書きなさい。 • あなたが書く返信メールの中で、AlexのEメール文中の下線部について、あなたがより理解を深めるために、下線部の特徴を問う具体的な質問を2つしなさい。 • あなたが書く返信メールの中で、できるだけ英文の語数の目安は40語〜50語です。 Alexのメール: Hi! I want to tell you something. My dad and I went to a new stadium last Sunday. It opened two months ago. We watched a rugby game between two university teams there. My dad taught me some of the rules, too. It was my first time, so it was very exciting. I will continue to watch rugby. Do you think more people will watch this sport? Your friend, Alex 返信メールの枠: Hi, Alex! Thank you for your e-mail. (ここに解答を書く) Best wishes,

解答例と解説

上記の問題に対する解答例を見てみましょう:

I’m glad you enjoyed rugby! Which university teams did you watch? What rules did your dad teach you about rugby? Yes, I think more people will watch rugby because it’s becoming more popular globally and has exciting matches.

解説

  • 相手のメールの内容に対応し、質問に答えています(「もっと多くの人がラグビーを見るか」について)
  • 下線部に関連する質問を2つ含めています(「どの大学チームを見たか」「お父さんがどんなルールを教えてくれたか」)
  • 友人間のカジュアルな文体で書かれています
  • 40-50語の範囲内に収めています(47語)

ポイントとコツ

  1. メールの基本構造を理解する:挨拶、本文、結びの基本構造を守りましょう
  2. 質問の作り方を練習する:下線部に関連する具体的な質問を考える練習をしましょう
  3. 簡潔な表現を心がける:限られた語数内で必要な情報を伝えられるよう練習しましょう
  4. 相手のメールの内容をしっかり理解する:内容を正確に理解することが適切な返信の基本です
  5. カジュアルな友人間の文体に慣れる:フレンドリーな表現を使う練習をしましょう

まとめ

新形式のメール文作成問題は、実際のコミュニケーション能力を測る問題として加わりました。単に英文を書くだけでなく、相手の伝えたいことを理解し、適切に応答する力が求められています。

次回は「メール文の基本フォーマットとマナー」について詳しく解説します。英文メールの書式や挨拶表現など、メール作成の基本を学びましょう。

練習問題

以下のメールに対する返信を40-50語で作成してみましょう。下線部について質問を2つ含めることを忘れないでください。

Hi! I have exciting news! I just got a new pet dog last weekend. He is a beagle puppy and very cute. I named him Leo after my favorite movie character. He already knows how to sit when I give him a treat. Taking care of a pet is harder than I thought. Do you have any pets at home? Your friend, Jamie

(※解答例は次回の記事で紹介します)