◆ あらすじ
Eastfield International Cityを舞台にしたストーリー、第10話では国際ビジネスセミナーの講師を務めたAlexと、学生のTaroとDonnyのやりとりが描かれます。講演後の質問タイムで、将来の進路に悩むふたりが率直な不安や希望を語り、Alexがやさしく実践的なアドバイスを送ります。
💡 会話を聞いてみましょう!
登場人物:
Alex:Eastbridge Internationalの社員。フランス出身。穏やかで知的な国際派ビジネスマン。
Taro:日本からの交換留学生。実直で努力家。英語で話すことにまだ自信がない。 Donny:アメリカ出身の大学生。陽気で前向き。キャリアについて模索中。
◆ 会話スクリプト(英語+和訳)
Donny: “Hey Alex, great talk today. You made international careers sound exciting.”
(アレックス、今日の講義すごくよかったです。国際的な仕事って面白そうだなって思いました。)
Alex: “Thanks, Donny. I’m glad it gave you some ideas.”
(ありがとう、ドニー。何かヒントになったならうれしいよ。)
Taro: “I wanted to ask—do you think someone like me, with no experience abroad, can work internationally?”
(僕みたいに海外経験のない人間でも、国際的な仕事ってできますか?)
Alex: “Of course. Everyone starts somewhere. What matters is mindset and effort.” (もちろんさ。誰だって最初は未経験だよ。大事なのは姿勢と努力だ。)
Donny: “What would you say is the most important skill to develop now?” (今のうちに身につけておくべきスキルって何だと思いますか?)
Alex: “Communication—especially across cultures. And adaptability.” (コミュニケーション力、とくに異文化間でのね。それから適応力かな。)
Taro: “I’m not very confident in speaking up… Especially in English.” (僕、自分の意見を言うのがちょっと苦手で…。とくに英語では。)
Alex: “Start small. Ask questions. Share thoughts, even simple ones. You’ll build confidence over time.”
(小さなことから始めるといい。質問をしたり、簡単なことでも思ったことを話す。それが自信につながるんだ。)
Donny: “What helped you when you were starting out?”
(アレックスさんがキャリアの最初に助けられたことって何ですか?)
Alex: “Mentors. I asked for advice a lot. And I learned from my mistakes.”
(メンターの存在だね。よくアドバイスを求めたし、失敗からもたくさん学んだよ。)
Taro: “Would it be okay if I emailed you some questions later?”
(後でメールで質問を送ってもいいですか?)
Alex: “Absolutely. I’d be happy to help however I can.”
(もちろんだよ。できる限りサポートするからね。)
💡 英語学習ポイント
- “Everyone starts somewhere.”(誰でも最初は初心者)
- “Start small.”(小さなことから始めよう)
- “I’d be happy to help.”(喜んで手伝います)
🌐 Episodeの背景解説
Eastfield International Universityでは、定期的に国際ビジネスの現場で活躍するプロフェッショナルによるセミナーが開催されています。今回はその一環として、Alexが講師を務め、学生たちにキャリアへの具体的な一歩を示しました。「どこから始めればいいのかわからない」「自信がない」といった学生のリアルな悩みを通して、実践的な英語フレーズや前向きなマインドの重要性を学ぶことができます。