◆ あらすじ
Eastfield International Cityを舞台にしたストーリー、第8話の主人公はChristopherとAna。仕事でEastfieldに滞在していたChristopherが、2週間ぶりにロンドンの自宅へ戻ります。久しぶりの夕食を囲むふたりですが、どこかぎこちない会話が続きます。今回は、「すれ違い」と「遠慮がちな本音」をテーマに、日常英会話の中にある微妙な距離感を学びます。
💡 会話を聞いてみましょう!
登場人物
Christopher:グローバルビジネスを担当する企業幹部。理性的で控えめな性格。
Ana:現代アートギャラリーのディレクター。自立心が強く、感情表現は控えめ。
◆ 会話スクリプト(英語+和訳)
Ana:
So… how was Eastfield?
(それで…Eastfieldはどうだった?)
Christopher:
Busy. Meetings back-to-back. The usual.
(忙しかったよ。会議がぎっしりで。いつも通りさ。)
Ana:
You didn’t call much.
(あまり電話くれなかったよね。)
Christopher:
Yeah, sorry about that. Things just… piled up.
(うん、ごめん。ちょっといろいろ立て込んでて。)
Ana:
I understand. I’ve been working late too.
(わかってるわ。私もずっと残業続きだったから。)
Christopher:
Right. How’s the project at the gallery going?
(そうか。ギャラリーのプロジェクトはどう?)
Ana:
Fine. We had the opening last week. You probably saw the invite.
(順調よ。先週オープニングがあったの。招待状、見てくれてたと思うけど。)
Christopher:
I did. I’m sorry I missed it.
(見たよ。行けなくて申し訳なかった。)
Ana:
Yeah.
(うん…)
Christopher:
Anyway… dinner looks great. Thanks.
(とにかく…夕食、美味しそうだね。ありがとう。)
💡 英語学習ポイント
- “Things just piled up”:「仕事が立て込んでいた」の自然な言い回し
- “I’m sorry I missed it”:行けなかったことへの丁寧な謝罪表現
- 短いやり取りの中に現れる、微妙な感情の表現もリスニングでは重要
🌐 Episodeの背景解説
ChristopherとAnaは、国際都市Eastfieldとロンドンを行き来するカップル。それぞれのキャリアを尊重しながらも、すれ違いや沈黙が生まれる関係に悩む姿が描かれます。今回の会話は、表面的には穏やかでも、言葉にできない気持ちがにじむ“リアルな距離感”が見どころ。英語学習者にとっては「控えめな感情表現」や「ぎこちない空気感を伝えるフレーズ」に注目したい回です。