近年、大学入試の手法が多様化し、多くの国公私立大学で総合型選抜が採用されています。この選抜では、大学での学びに必要な知識やスキルを評価するため、小論文が課されることが一般的です。小論文では、与えられた課題に対し、自分の考えを論理的に展開する能力が求められます。しかし、課題には高校で学ばない社会問題が含まれることも多く、生徒たちはどこから対策を始めるべきか迷いがちです。加えて、自力でスキルを身に付けるのは難しく、高校の指導や一般選抜対策と並行する中で、小論文に十分な時間を割けない生徒も少なくありません。
このような悩みを抱える生徒にお勧めしたいのが「大学入試小論文講座」です。本講座では、週1時間、4か月間で総合型選抜に必要な小論文の書き方と知識を習得できます。実績として、大阪教育大学、関西学院大学、関西大学、同志社大学、奈良県立医科大学看護学科、奈良女子大学などで合格者を輩出しています。講座では、生徒の特性や志望校に合わせ、基本スキルの習得と関連知識の蓄積に焦点を当てます。さらに、漠然とした意見を説得力のある文章に仕上げる方法を一緒に考えます。過去問や新聞記事を用いて、生徒の意見を引き出し、視野を広げる支援を行っています。
授業はWEB会議システムZoomを使用して実施します。受講に必要な機材は、インターネット接続可能なパソコンまたはタブレットのみで、ZoomアプリまたはWEBブラウザ経由で参加可能です。授業の進行は、事前に提出された課題を共有しながら、画面上にメモを書き込みつつ進めます。講師は生徒の意見を深掘りするためのヒントを提示し、積極的な発言を促します。共有画面に記録したアイデアを基に、生徒は自分の考えを整理し、論理的な構成を作成します。このリアルタイムの作業を通じ、試験本番の限られた時間内で効率的に課題に取り組む思考プロセスを習得できます。
