英検対策講座

 近年、大学入試の選抜方法が多様化し、多くの国公私立大学が英語外部検定利用入試を導入しています。中でも英検はTOEFLやTOEICより比較的勉強しやすく、高スコアを目指しやすいという利点があります。英検には、受験する大学・学部により、出願資格、試験の点数加算、受験免除と異なる3つの活用方法があります。いずれにせよ、英検で高スコアを獲得することで、大学受験の選択の幅が広がり、受験を有利に進めることが可能となります。英検取得は大学受験において大きなメリットとなりますが、英検の英作文対策に苦労している生徒さんも多いのではないでしょうか。リーディングやリスニングとは異なり、英作文は決められたワード数範囲で自分の意見を明確に表現する必要があり、自習だけでは自分の実力や課題が把握しにくい技能となっています。その半面、英作文のコツを覚えて得意な技能にできれば、誰でも短期間で大幅なスコアアップが可能になります。

 私は過去の米国駐在の経験を活かし、これまで小学生から社会人までを対象に100名以上の生徒さんの指導を行ってきました。生徒さん個々の特性や目標に合わせてマンツーマンのきめ細かいサポートを行い、生徒さんの各々目標とする英検合格につなげています。生徒さんとの会話から語彙力や文法の理解度を把握し、「守りの英作文」と「攻めの英作文」を使い分けることによって、どのような目標や夢を持つ生徒さんにも満足頂ける授業を提供いたします。

「守りの英作文」は、英作文と文法の基本を固めることより大量失点を防ぎ、英作文の得点率75%を目指します。「答えがさっぱりわからない。日本語でも無理やわ!」という生徒さんでも、こちらからヒントを出してアイデアを引き出し、それを明確な英文に組み立てる訓練を行います。

 一方、「攻めの英作文」は、生徒さんがマスターした「守りの英作文」の上に、より上級の英文を構成する方法を指導し、英作文の得点率9割以上を目指します。生徒さんの考えた意見を元に英文の構成を発展させるため、自分の漠然としたアイデアからいかに洗練された英文に展開するかについて深く理解することが可能となります。なお、「守りの英作文」と「攻めの英作文」は受講コース内で線引きをしているわけではなく、生徒さんの習熟度に合わせて、「攻め」の要素を加えて行きます。